気になる

ルドルフ・カルナップ  『論理的構文論:哲学する方法』、吉田謙二訳、晃洋書房、2007年
新刊。大学書籍部にあるのを見つける。このような本が出るとは知らなかった。まったくノー・マーク。驚いた。これはとても面白そうだ。

この本は次の翻訳のようである。

Rudolf Carnap  Philosophy and Logical Syntax, Kegan Paul, 1935
内容は三つの講演からなる。「形而上学の排除」、「言語の論理的構文論」、「哲学の方法としての構文論」。

100ページにも満たない小冊子で、小型のhard cover。コンパクトで持ち運びに便利だ。しかも講演であるから気楽に読めそうである。

お値段もお手ごろの1,200円ほど。Carnapはもちろんのこと、Logical EmpiricismやQuineについて知りたい人は一読すべき1冊かもしれない。

http://d.hatena.ne.jp/nuhsnuh/20070926


ほんとにノーマークでしたよ、これ。


勤務先に未入荷のみならず、検索しても全然引っかからない。晃洋書房のHPにも全然情報がない。でも、出てるんですよね。


Philosophy and Logical Syntax

Philosophy and Logical Syntax

Philosophy and Logical Syntax (Key Texts)

Philosophy and Logical Syntax (Key Texts)