小耳にはさんだものですから...

河出の4月
1.『コップとコッペパンとパン』 福永信

一行先は光か闇か? 読者はどこまでツッコめるか? 赤い糸が繋ぐ奇妙な日常世界をユーモラスかつ不可思議に描いた表題作を含む中篇三本に書き下ろしを加えた著者6年ぶりの大暴走小説集!

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309018157
2.『ヘルダーリン全集1』手塚富雄責任編集 浅井真男訳

聖なる狂気の詩人ヘルダーリンはその圧倒的な現代性によって、いまもって最も重要な詩人としてますます輝きを増している。その全仕事を手塚富雄はじめ稀有の独文学者が訳した歴史的偉業。

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309704913
3.『消費社会から格差社会へ』 上野千鶴子/三浦展

団塊の世代が現出したバブル経済から続く消費社会のツケを、そのジュニア世代がかぶっている。下流社会格差社会といわれる現代に、個人はどう生きていくのか。現代社論語り下ろし。

語り下ろし... に不安が。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309244174


実は(こっそり)池澤版のアレのラインナップも教わったりしたのだが、これは自粛の方向で。池澤さんらしいや... ということで想像してください。