サイードとともにマルクスの(よりにもよって?時局論を読む(目論見)

ポツポツと。
1.読み始めた本
(1)『マルクス・コレクションⅦ』
(2)『東京番外地
2.継続中
『権力・政治・文化』(上)
グラムシヴィーコ
3.読了本
(1)『図書準備室』
「図書準備室」、「冷たい水の羊」ともに雑誌では読んでいる。改めて、「冷たい水の羊」後半の語り手の交代は(ほぼ)無意味で、「図書準備室」の饒舌なです・ます調(なのにunpolitelyなのだが)はわりと好み。 好き嫌いかよ。
(2)『水声通信』15号 特集:<<こころ>>のアポリア
あまり期待しないで読んだ(失礼)が、『デ・アニマ』と東アジア(座談会:坂部惠+黒崎政男+中島隆博、司会:小林康夫)が面白かった。やはりこの手の雑誌には座談会が必要(悪?)ですよ、と『批評空間』を真っ先に座談会から読んでいた僕は思うわけですよ。それはそれで問題なんですが。
(3)『論座』3月号
だいたい読んだ。一つ一つの記事が短いのは読みやすくて、それはいいのだが、その短さはなんだかはしょってる感を醸し出していて、よその媒体でロングバージョンで書かれていたら持っていたであろう説得力というのをあまり感じなかった。ここらへんの問題を書き手の方々はどう思っているのだろう?
時局論〈下〉芸術・文学論/手紙 (マルクス・コレクション)東京番外地図書準備室