近刊覚書

西田幾多郎と国家への問い』嘉戸一将
アオリ

新しく発見された1941年の田中宛書簡から、西田幾多郎の政治哲学を跡付ける。第二次世界大戦という全面戦争に突入する危機の時代を迎え、なぜ西田は、法あるいは国家の正統性をめぐる探求をしたのか? グローバル化による国家の枠組みの世界的な流動化、あるいは憲法論議をひかえた日本の現状を考察するうえでの貴重な視座を提示します。

とりあえずメモ。

最近月刊ペースで出てない
『水声通信』1/2月号 特集:<<こころ>>のアポリア

1.『石干見』田中正孝編 1月31日配本
2.『モンパルナスの思い出』ジョン・グラスコー 工藤政司訳 2月5日配本
3.『兵士になった女性たち』ルドルフ・M.デッカー、ロッテ・C.ファン・ドゥ・ポル 大木昌訳 2月13日配本
4.『看板』岩井宏實 2月23日配本
5.『ショーペンハウアー読本』齋藤智志・高橋陽一郎・板橋勇仁編 2月28日配本
6.『中国の紙と印刷の文化史』銭存訓・鄭如斯編 久米康生訳 2月下旬刊

来月の『現代思想』の特集が笙野頼子で、『ユリイカ』がレオナルド・ダ・ヴィンチ な件について...
http://www.seidosha.co.jp/index.php?published