夜更けに吹けない口笛を吹く/吹けないからって安心してるとそれでもやっぱり蛇は来る

1.読みはじめた本
(1)『文化防衛論』
(2)『新編 軟弱者の言い分』
1.「ひとこと言わせてくれ!」読了。
エッセイを読む愉しみ。
(3)『闘争の最小回路』
骨と肉でもってドゥルーズを(説明するのではなく)やりきってしまった『美味しい料理の哲学』や、(サーフィンなんてしたことのない僕に)「サーフ感ってこれだね」と思わせることに成功した『道の手帖 ドゥルーズ』が良かったので、この本も期待して読んでます。
(4)『古本通』
2.継続中
『ロリータ』
...実はまだ読み終わらないのです。
3.読了本
(1)『構築主義を再構築する』
メモ1

「性への自由」と「性からの自由」を同時に保障するような社会を、いかに構築することができるか。

(2)『増補 ケインズハイエク
メモ2

自由の体系は決して安定的な体系ではない。むしろ著しく不安定であるとさえ言えるだろう。その不安定性は外力に弱いための不安定性ではなく、むしろ体系の抽象的性格のゆえにもつ不安定性であるように思われる。自由やそれにまつわる諸概念は意味の変容を蒙りやすく、その結果、自由の体系はもとの体系とは似ても似つかぬものに変化してしまうのである。

文化防衛論 (ちくま文庫)新編 軟弱者の言い分 (ちくま文庫)闘争の最小回路―南米の政治空間に学ぶ変革のレッスン古本通 市場・探索・蔵書の魅力 (平凡社新書)増補 ケインズとハイエク―“自由”の変容 (ちくま学芸文庫)