今日読んだ本

1.継続中
(1)『暗闘』
第4章まで。ここまで読んできて劇的に知見が改められたということはないが(これは僕が気付いてないだけかも)、案外先にアメリカで出版されたということの方が(アメリカ人の「終戦」認識にとって)重要かもしれない。
(2)『ハンナ・アーレント
全体主義の期限』を扱った箇所に至ってようやく読書の波に乗れたというか。
それと、『思想としての<共和国>』、『日本とフランス 二つの民主主義』と続けざまに読んできて感じた違和感というのは、(乏しいながらも)僕がアレントを読んでいたことに由来するのか、と改めて思った次第。(と同時にいわゆる『活動』を、アレントがまたそうであったような『無国籍者』版に改訂する必要性もまた。←これは難儀な問題ですが)
『思考』と『共通感覚』の(分離しつつの)結びつきなんてのは(またしても)僕にカントを読まねばという気を起こさせるのだが、それはいつになることやら。
(3)『大卒フリーター問題を考える』
第3章「サブカルチャー論から見る大学のマージナル化」 遠藤竜馬
がめっぽう面白い。
(4)『日本近代政治史』
積読状態の『吉野作造評論集』はやく読まないとな。
(5)『僕の見た「大日本帝国」』
韓国編。出来そうでなかなか出来ない隣人との距離の取り方(というより測り方か? つかずはなれず)。それは旅人であるからだ、というと簡単に済ませすぎかもしれないが。
2.読了本
(1)『考える人』
気がつけば「坪内メガネ」でものを見ている僕がいる、といういつもの? 坪内体験。しかしそれは魅力的であるとともに危険でもあるわけで...


と自覚しても、それをやめれるかどうかはまた別問題。
(2)『文学賞メッタ斬り!リターンズ』
なんだかんだ言ってはじめからおわりまで順々に読んでいったのだとさ。
考える人