不失者1stを聴きながら

久しぶりに聴きなおしてるんだが...イケます。というかイキます。読んだ本の報告なんてしてる場合じゃないっすよ。
盤違いだが、

大丈夫もしも君の神経が切れても宇宙の切れ端に結んでおけば…

という感じ。大丈夫か?


1.読み始めた本
『二十一世紀の資本主義論』
こっちを先に買ったのに...これを先に読んでれば対談本はいらなかったな。
2.継続中
(1)『戦後世相の経験史』
「移動経験と被差別アイデンティティの変容」桜井厚
(2)『物理世界のなかの心』
とりあえずキムに憑依して読んでいく。もちろんデイヴィドソンを読むときはデイヴィドソンに憑依して読むんですよ。
(3)『黒沢清の映画術』
伊丹十三のくだりは涙なくして読めない。
3.読了本
(1)『思想としての<共和国>』
うーん、僕はバリバールでいきます。しばらくは。
余談

(三浦信孝)
ぼくは2002年にドゥブレが来たとき、わざとバリバールは重要な思想家だと思うって言ったら、「ああ、あいつね、ノルマルではぼくが一番であいつは二番だった」って(笑)。

(2)『叶えられた祈り』
...つまんないんですが。
(3)『サザエさんの<昭和>』
サザエさんの<社会的関心>」吉田守男(初出『歴史評論』、2005年)
さすが『歴史評論』。2005年でこれはかっこいい。おひゃらかしは置いといて、結論は疑問視がつくものの、鶴見俊輔の動体視力のなさ(と吉田守男は言ってるわけではないのだが)の指摘がここでも。あと家のなかで「嫁」でないことからそのまま「フェミニズム」に直接接続することの危うさの指摘は首肯できるわけで...まあ、そんな有難がるもんでもないだろ、と。