読書より筋トレの方が大事、と言いたい

何気なく続いている筋トレ。しかし筋肉がついた感じはまるでしない。それでもちょっとずつ回数が増えていくのは嬉しい。
しかし仕事による疲れもまたピークに達しつつある。以下、やる気の感じられない読書の記録。
1.読み始めた本
大政翼賛会の抗した40人』
飲みながら読む。分かっていたはものの一人に割ける紙面の都合もあり、それがフラストレーションを呼んだりもする。個々人の紹介より各章の冒頭に付される総論の方が参考になる。
2.継続中
(1)『トルーマンカポーティ
下巻に突入。
(2)『戦後世相の経験史』
「制度としての国籍、生きられた国籍」佐々木てる
(3)『文化とは何か』
なんらかの「オルタナティヴ」を希求する者を意気阻喪させる書き方である。しかし、この意気阻喪は踏まえておいたほうがいい。けど、読んでいてイライラするのも事実。どうしたものか。
(4)『チェーホフ・ユモレスカ』
掌編を読む、ってぇのはなかなか残酷で、最初の一文がピンと来なかったら、もうとりあえず文字列を目で追うだけになったり。逆に面白ければ2,3ページを丹念に読んだりもする。なかなか読書において打率10割は難しいっすよ。
3.読了本
(1)『資本主義から市民主義へ』
対談。『探究』の人も『貨幣論』の人もカントに至るということに注目。
(2)『村上春樹イエローページ1』
まあ、ねえ。それより、竹田青嗣の解説より、

春樹の「物語」はいっそう深まり、典洋の解読もますます人間の機微に触れてくるので。

「春樹」に「典洋」。公を私する感無きにしも非ず。
大政翼賛会に抗した40人―自民党源流の代議士たち (朝日選書)トルーマン・カポーティ〈下〉 (新潮文庫)資本主義から市民主義へ