今日読んだ本

こう暑いとトマトが止まらない。1日に5,6個は食べているのではないか。
腕立て伏せはいまだ継続中。ちょっとずつ回数(一回にする回数もそうだし、そのひとまとまりの行為をする秋数も)も増えてきた。
1.継続中
(1)『ポピュラーサイエンスの時代』
似たような趣向の本『モダニズムのニッポン』は?のつく読後感だったのに...
この差はどこから生じるのだろう。
(2)『東欧の20世紀』
社会主義国家の建国神話」高橋秀寿
2.読了本
(1)『ユリイカ』特集:古川日出男
明日から『アラビア〜』の文庫を読み直していく予定。
(2)『思想の身体 狂の巻』
町田宗鳳、上田紀行岩波明坂東眞砂子、宮迫千鶴。こう並ぶと、僕のもっとも苦手とする類の身体論が展開されるわけで...(読んでみると頭ごなしに拒否しなくてもいいかな、と態度を和らげるのですが)。一番馴染みやすいのは当然?岩波明。なんというか近代・合理主義が行き詰っているからといって(しかし、それは本当なのか)非理性的なものを称揚して乗り越えたとみなすことに対しては違和感が拭い得ない。もう好みの差と言ってもいいのかもしれないけど。そして、その理性への信じたいが、非理性的なものによって担保されていると言えば、それはそうなのですが...もうちょっと条理を尽くしても良い、と思うんですよ。
(3)『陰悩録』
クダらないことはいいこと、なんでしょうきっと。
(4)『ニッポン幸福哀歌』
水木派ですから
(5)『マイモニデス伝』
(2)とも関連するのですが...やおよろずよりも一神教の世界に親和的な僕によるバイアスがどうしてもかかってしまいますな。しょせん「西哲ライター」もどきですからね。
(6)『薔薇族の人びと』
読者に「参加してみたい」と思わせる雑誌っていまどのくらいあるんだろうか。
思想の身体―狂の巻水木しげるのニッポン幸福哀歌(エレジー) (角川文庫)