わざとでしょ

日々書籍を販売しているわけですよ。で、こんな本をレジ打ちしてめまいを起こしかける。
『確率と統計によるネットワークビジネス成功への方程式』(マネジメント社)
ちょっ...、「確率と統計を駆使したらこんな商売成り立ちません」なんてことは当然書かれていなくて、きっと僕(たち)の知っているのとは別の確率・統計でもって「成功」したり、「夢を叶え」たりするんでしょうな。くわばらくわばら。(この手の本を販売する時なにか良からぬ事に加担している気がするのはなぜだ?)


僕だってこんな接客がしたいっす。

「あのー、ネットワークビジネスの棚はどこでしょうか?」
「マルチの棚ですね。○○番になります」

あと「夢を叶える」で言えば、なにをどうしたら速読で夢が叶うのか僕にも理解できる形で教えてください。僕も時間が無いとき&熟読しなくていいやと思ったときなどは速読しないでもないですが、こんな即物的な行為は他にないと思うのですが。(だって、一度に1〜2段落〜1ページ程度をまとめて視野に入れる、ってだけですよ。それで浮かび上がってくるキーワードをつなげて読んでいく、と。これだけなのにね)


水から伝言を受け取りたくないし、オーラも出したくないっす。