今日購入した本

今日世間は休日だったのね。
1.『マイモニデス伝』(教文館)A.J.ヘッシェル 森泉弘次
さっそく買ってやんの
2.『新約太宰治』(講談社田中和生
後書きより

作家論にとって、辿りつくべき「本当のこと」とは書き手がある作家の言葉を読んだということと、その作家について書いてみようと思ったということである。それだけ。でもふつうの作家論にはそれ以外のことばかり書いてある。その方が書きやすいからね。本当のことを書こうとするのは革命の地下活動とおなじ危険なことだから、みんな心の警察に取り締まられて自主規制する。結果としてガードレールのついた舗装された道路を行くような、安全な作家論ばかりが書かれる。

たったこれだけの分量なのにツッコミどころがちらほら。(あなたがそれを言いますか)。この調子で本文も期待しているのである。
新約 太宰治