今日買わ(え)なかった本

1.『知識人の誕生』(藤原書店)クリストフ・シャルル 白鳥義彦訳
こういう本を気軽に買えるくらいの小金持ちになりたい。
2.『黄金伝説2』(平凡社ライブラリーヤコブス・デ・ウォラギネ
で2が出るわけだ。平凡社ライブラリーは帯ウラに来月の刊行予定が載っていて、それによると矢川澄子さんの『父の娘たち』が出るようだ。ハイ、再読決定。
3.文春の新刊とか講談社学術&文芸文庫
そもそもまだ入荷していないし。
4.『ザレゴトディクショナル』(講談社ノベルス西尾維新
あまりにも売れてるものだからどんなものかと読んでみた西尾維新の小説。気がつけばいつの間にか全作読んでいる。読むごとに「置いてけぼりを食った」感じにとらわれる。積極的に嫌いかというとそうでもないのだが、これにどうのめりこめるのかがよく分からん。よく分からないままに定点観測を続けていってはいるものの、もはや何のための定点観測かもよく分からない。「もしかしたら次の作品で僕も西尾維新の魅力が分かるのかも」とか思いつつ、やっぱりよく分からん。スラスラ読めるけど、スラスラ読めてだからどうだと言われれば、「ま、いいんじゃないの」と言うしかない。分量1/10で良くないかとか思わないでもないし。で、この『ザレゴトディクショナル』もやっぱり買ってしまうんだろうか。