1.読み始めた本

えーと、ある種の男の子たちにとっての母のオトロシサよ、ということで羽入「〜哀しみ」をそのうち再読しようか、と。
...ちょっとパラパラしてみた。小見出し「まずい食事」から

生の牛の細切り肉を買ってきて、料理したというが、あのヴェーバーに一体どういう料理が出来たのか、極めて疑わしい。それに、目玉焼き四個である。これではタンパク質とタンパク質で、栄養のバランスが全く取れていない。これが毎晩の夕食として続くのである。試験勉強の準備をしているのであるから、一日の時間を厳密に区切って勉強するのはまだ良い。ただ、それだけきちんと勉強しているのであれば、晩飯は料理屋に行って、ワインの一本も頼んで、うまい飯を食べても、別に罰は当たらぬのではないか。(以下略)

単行本で読んではいるが...

プラナリア」は、五つの短篇である。内容はたいしたことではない。市井のゴミのような話である。

こういう選評を書いても、「ああ、あの人らしいや」と愛でられるような人に、私はなりたい。

2.読了本

観念した

マキァヴェリアン・モーメント―フィレンツェの政治思想と大西洋圏の共和主義の伝統

マキァヴェリアン・モーメント―フィレンツェの政治思想と大西洋圏の共和主義の伝統

まあ、そういうわけで、D&G研究を買う余裕なんて無い私なのであった。スミマセン。(私信)
ウラゲツブログ曰く、

あと二十年は本書を越える本は出ないように思えるほどです。

ということなので、二十年の間に必ず...

普遍論争 近代の源流としての

普遍論争 近代の源流としての

これは買わせていただきました。
あとがきに、

平凡社ライブラリー版が完成した以上、『普遍論争』の続巻を書くしかあるまい。普遍論争と出会うために。

気長に待ちましょう。

哲学者ディオゲネス -世界市民の原像- (講談社学術文庫)

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片恋の日記少女 (花とゆめCOMICS)

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