今日読んだ本

1.継続中
(1)『テヘランでロリータを読む』
第二部「ギャツビー」
(2)『坂口安吾中上健次
中上健次をめぐって
小説と批評の(本気の)相互の応答というものがそれ自体稀有(であっても今後ありうる)のか、あるいはこういう形ではもう二度と形にはならないのか。いやいや『小説の誕生』があると思ったり。
(3)『新平等社会』
2.読了本
(1)『ハヅキさんのこと』
いいんだけども掌編ばかりが続くとなあ。
(2)『小説の誕生』
後書きより

その小島さんが六月に脳梗塞で倒れた。病状は非常に悪く、意識がもどる可能性はまずないと言われている。

僕はそうしたことを知らずに『残光』を読んでいた。そして(知らずに)読む・こと・が・出来(う)る。(そしてそれが『小説』だ、と)
(3)『デリダ
レヴィナスレヴィナス。(僕は彼の名を二度呼ぶ。あなたもまた。)
デリダそれ自身が、レヴィナスとともにレヴィナスとは別の仕方で...というのがまず一点。
そしてその『レヴィナスと対話するデリダ』を受けてさらに考えていくこと、その実践がこの本のような書かれ方として(として!)現れる? (と僕の読み方を『決断』して選び取るにはまだちょっと読み込めてはいないので疑問形を付してみました)。
ハヅキさんのことデリダ―なぜ「脱‐構築」は正義なのか (シリーズ・哲学のエッセンス)